【初心者向け】買うべき投資信託3本|新NISAで失敗しない王道インデックスを厳選
「新NISAを始めたいけど、投資信託が多すぎて選べない…」
「楽天証券の画面で検索しようとしても、何を入力したらいいのか分からない…」
そんな人向けに、この記事では新NISAの初心者がまず検討すべき「王道インデックス投信」を、迷いようがないように厳選して紹介します。
結論:迷ったら、まずこの「2強」のどちらかを選べばOKです。
- ① 全世界株式(オール・カントリー):迷ったらこれ。60点合格の安定感。
- ② 米国株式(S&P500):アメリカの成長を信じて攻めたい人向け。
※記事の後半で、楽天証券の検索窓にそのままコピペできるキーワードも紹介します。
この記事のゴール:この2本のうち「どれを何%買うか」を決めて、楽天証券で積立設定まで進めることです。
まずは全体像から見て、そのあとで1本ずつ特徴を確認していきましょう。
🔰 制度の全体像から知りたい人:新NISAの始め方|制度の基本とよくある疑問
🛠 口座がまだの人:楽天証券の始め方|新NISA対応の口座開設手順
1. 結論:初心者は「eMAXIS Slim」シリーズを選べば間違いなし
まず最初に、具体的な商品名をお伝えします。
数ある投資信託の中で、コスト(信託報酬)が業界最低水準で、純資産額(みんなが投資しているお金)も圧倒的に多いのが「eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)」シリーズです。
迷ったら、このシリーズの中から選べば大きな失敗はありません。
王道の選び方(3パターン)
- 【ド安定】全世界株式(オール・カントリー) 1本だけ
→ これ1本で世界中に分散投資。一番人気の「オルカン」です。 - 【攻め】米国株式(S&P500) 1本だけ
→ アメリカ経済の強さを信じて、より高いリターンを狙う。 - 【欲張り】全世界 + S&P500 の2本持ち
→ どっちも捨てがたい人向け(例:半々で持つなど)。
迷った人向け・2問だけチェック📝
全世界かS&P500か決めきれない人は、次の2問でざっくり方向性を決めてみてください。
- ① 値動きが大きくても、長期で持ち続けられる?
→ YES:S&P500 寄り
→ NO :全世界株式 寄り - ② 「どの国が伸びるか」を自分で考えたくない?
→ YES:全世界株式(オルカン)
→ NO :S&P500 または 全世界+S&P500
「どっちがいいか決めきれない…」という人は、比較記事も参考にしてください。
👉 詳しく比較したい人はこちら:
全世界株式 vs S&P500|どっちを選ぶべき?
2. 1本目:迷ったらこれ!「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」
通称「オルカン」と呼ばれる、現在一番人気のファンドです。
🧀 オルカンの特徴
- 投資対象:日本を含む世界中の株式(先進国+新興国)
- メリット:「どの国が伸びるか」を考える必要がない。勝手に調整してくれる。
- 向いている人:「とりあえず平均点をとりたい」「ほったらかしで安心したい」人。
楽天証券での探し方
検索結果を絞り込むため、以下のキーワードを入力してください。
※検索結果に「(除く日本)」や「(3地域均等型)」なども出てきますが、何もついていない「(オール・カントリー)」が正解です。
3. 2本目:リターン重視なら「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
アメリカの代表的な優良企業500社にまとめて投資できるファンドです。
🧀 S&P500の特徴
- 投資対象:Apple、Microsoft、Google、Amazonなど米国トップ企業
- メリット:過去の実績では、全世界株式よりも高いリターンを出している。
- 向いている人:「アメリカ1強の時代は続く」と考える人。多少の値動きは許容できる人。
楽天証券での探し方
検索結果を絞り込むため、以下のキーワードを入力してください。
※「楽天・S&P500」や「楽天・全米株式(楽天VTI)」も人気ですが、やはり「eMAXIS Slim」が王道です。
4. 3本目:おまけ枠「日本株インデックス」(※ほんとうに“おまけ”でOK)
3本目は、「どうしても日本の会社も応援したい」という人向けのサブ枠です。
新NISAのメイン(コア)はあくまで「全世界」か「米国」にするのが基本です。
正直に言うと、最初のうちは日本株インデックスを無理に入れなくても問題ありません。
まずはオルカンかS&P500だけで始めて、慣れてきてから「少しだけ足す」くらいのイメージでOKです。
🧀 日本株インデックスの特徴
- 投資対象:日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)
- 使い方:メインの積立額の10〜20%くらいを上限に、スパイスとして少なめに持つ。
楽天証券での探し方
検索窓に以下のキーワードを入力してください。
または「ニッセイ 日経225」などで検索し、信託報酬が安い(0.15%以下)ものを選びましょう。
5. 楽天証券の検索窓に入れる「そのまま使えるキーワード一覧」
最後に、楽天証券の積立設定画面で迷わないよう、検索用キーワードをまとめました。
スマホでコピーして、検索窓に貼り付けてください。
🔍 楽天証券 検索キーワード集
✅ 全世界株式(オルカン)を探す
✅ 米国株式(S&P500)を探す
✅ 日本株を探す
⚠️ 重要:「為替ヘッジなし」を選んでください!
🚨 初心者が一番やりがちなミス
検索結果に、同じ名前で「為替ヘッジあり」という商品が出てくることがあります。
長期積立では、基本的に「為替ヘッジなし」(または何も書いていない方)を選んでください。
- ヘッジなし(正解):円安になったとき資産が増える(今の主流)
- ヘッジあり(注意):円安の恩恵を受けられない&コストがかかる
👉 手数料について詳しく知りたい人:
信託報酬とは?|投資信託の手数料をやさしく解説
6. 初心者が選んではいけない「NG商品」
※本記事で紹介している商品は、あくまで筆者が「初心者にも分かりやすい」と考える一例です。
最終的な投資判断は、ご自身のリスク許容度や状況に合わせて行ってください。
そのうえで、以下のような特徴がある商品は、新NISAの積立には不向きです。
- 毎月分配型:利益を出しながら元本を削っている可能性がある。
- テーマ型(AI、ロボットなど):流行り廃りが激しく、手数料が高い。
- 手数料が高い(1%以上):長期保有で資産が目減りする原因。
👉 積立NG行動の具体例はこちら:
新NISA積立のNG行動|初心者がやりがちな失敗パターン
7. 銘柄が決まったら、次は「積立設定」を完了させよう
ここまで読めば、あなたが買うべき「最初の1本」は決まったはずです。
あとは、楽天証券の検索窓にキーワードを入力し、毎月の積立設定をするだけです。これができれば、投資家としての第一歩は完了です!
👇 次のステップはこちら
月1,000円からでも大丈夫。まずは「設定完了」を目指して手を動かしてみましょう!🧀
Cheese Stock|ちーず(運営者)
新NISA × 楽天証券 × 投資初心者向けに「迷わない教科書」を発信中。
読者さんの疑問には可能な限り丁寧に回答しています。
「次に何をすればいい?」がすぐ分かる運用ガイドを更新中です。


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